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《草津 名店ファイル Vol.18》450年余りの伝統を重んじながら進化し続ける お菓子処うばがもちや 本店

《草津 名店ファイル Vol.18》450年余りの伝統を重んじながら進化し続ける お菓子処うばがもちや 本店

草津 名店ファイル Vol.18は、
450年余りの伝統を重んじながら進化し続ける
お菓子処うばがもちや 本店!!
長年地元で愛される名店をご紹介!

草津銘菓の姥が餅(うばがもち)。
皆さま、その歴史はご存じでしょうか。
永禄年間(1558年-1570年)に織田信長によって滅ぼされた佐々木家義賢の曾孫を預かった乳母「福井との」が曾孫の養育のため東海道沿いで餅を売ったのがその起源。
それが評判となり「姥が餅」と呼ばれ草津宿の名物となりお店ではその形と味を今まで450年余り受け継いできました。

うばがもちの名声はまだ続きます。
徳川家康が当時84歳となった乳母の餅を献上され『養老亭』の額を送り、その後も松尾芭蕉、与謝蕪村が姥が餅の茶屋に寄り作品や文学の題材にしました。


そんな歴史あるお品ですが、食材には大変こだわっています。
契約農家くさつパイオニアファームさんのもち米の羽二重餅を、糖度管理をしてなめらかに炊き上げた北海道小豆のこし餡で包み、山芋の白餡のねりきりを乗せ、その美味しさを実現。
今も多くのお客様に支持される理由がここにありました。


他にもその美味しいお餅を使用した「いちご大福」は大変人気で、季節ごとに塩餡クリームチーズ大福、シャインマスカット大福などいろいろなメニューが楽しめたり更には毎月10日と25日は早朝に焼き上げた「朝どら」を販売する「朝焼どら焼きの日」としておられるのですが、これまたうばがもちと同じくらいの人気商品なんだとか。

代表銘菓の歴史に甘んじることなく、伝統は大切にしながら絶えず進化しているうばがもちやさん。
これぞ名店の証ですね。



© 2020 草津まち歩き新聞.